大型連休のパチンコは勝てるのか?

勝ち方、立ち回り

もうまもなく平成も終わり令和になりますね。

29日が昭和の日、30日が退位の日、そして1日が即位の日と祝日が増え未曾有の10連休となります。

 

世間では10連休で喜んでいる人もいれば、パチンコ店や飲食、レジャー産業に従事する方は10連勤という人もいてるのではないでしょうか。

 

大型連休を迎え、パチンコを趣味で打つ人、暇つぶしで打つ人、仕事として打つ人、パチンコ店従業員と様々なスタイルの方が集まることかと思います。

では大型連休のパチンコは勝ちやすいのかどうか見ていきたいと思います。

 

大型連休は客が増える

土日祝が休みのサラリーマンや学生の方は、GWやお盆、年末年始は普段の仕事疲れや、勉強の息抜きに連休をどのように堪能しようかと計画をねることかと思います。

 

しかしながらみんながみんな旅行に行ったりするわけではなく、身近なレジャーを楽しもうという人の方が実は多かったりします。

パチンコ店もそういった層をとりこめるまたとない集客機会です。

 

素人目線からで見ると、私も勝ち方がわかる前はパチンコを一種のギャンブルという見方で、勝ち負けに一喜一憂していた時期がありました。

 

その時期は休みでたいした予定もなければ、パチンコに行くのが楽しみでした。

連休ともなれば人も多く、祭りのような雰囲気で、何故か勝てる台がたくさんあるように思えました。

日本人的発想なのでしょうか、人が集まるところには良いことがあるとつられてしまうものですね。

 

モーニング機種狙いで大型連休にパチンコによく行きました

当時は「ニュービックシューター」「フィーバーパワフル」「ダービー物語」「クルクルセブン」などを打つのが楽しくて仕方がありませんでした。

今ではありませんが、朝イチの1回転目の出目によってモーニングが入ってるか判別することが出来る機種などがありました。「ピンボール」という機種です。

これは店側がモーニング設定をしていると、デジタル真ん中の出目に奇数がとまると確変状態になるといった機種でした。

確変状態になると役物のランプが点灯状態となるので、見分けも簡単にでき、取りこぼしもないという朝一は非常に人が殺到しました。

だいたい20台あると5台くらいモーニング設定あったのではないかと記憶しています。

この頃は「CR」ではなく、現金で打つ時代でみんな100円玉と台確保用にマッチやライター片手にピンボールコーナーに猛ダッシュしていました。

おまけにマッチを先に置いたのは俺や!みたいな喧嘩もありました。

100円で判別でき、連チャンもあるので、朝からいきなり1万以上儲かるのですからそれは必死になりますよね。

私も何度かモーニングにありつけたことがありましたが、うれしくてたまりませんでした。

昔の開店朝一は楽しかったですね。

今ではそういう光景は考えれませんよね。

 

 

それと羽根物でも朝一モーニング設定ができる機種で「ビックリハウス2」という機種もありました。

これは普段V入賞するのが非常に困難な台ですが、役物についているデジタルが「7」になると、Vゾーンへの誘導をしてくれる回転する役物が少し止まり、V入賞率が上がり、見事V入賞すると出玉も多く、当たり消化後の一回転はデジタルが「7」の状態から始まり、連チャンも狙え、羽根物ではありますが、一気に大量の出玉を狙えるというギャンブル性が高目の羽根物でした。

 

この機種は店によって朝一の出目を「7」にしているホールもありモーニングサービスとしているねらい目の店がありました。

 

当然これ目当てで客が殺到していました。

 

大型連休ともなるとこの機種のモーニング狙いでワクワクしたものです。

しかしながら、学生が休みということはサラリーマンの方のほうが圧倒的に多く、簡単にこのようなサービス台を取れるわけもなく、開店1時間前から並ぶのは普通の光景でした。

 

ビックリハウス2かピンボールを取れなかったら、綱取物語やエキサイト、クルクルセブンなどを狙ったりしたものです。

 

大型連休の釘調整

では、人が集まるとパチンコ店は大判振る舞いをするのかというと、実はほとんどのホールが大判振る舞いなどしません。

 

考えていただきたいのは、需給面でのことを想像してもらいたいのですが。

普段100円で売っている冷たいジュースがあるとします。

これが寒い時期なら特に欲しいと思う人も少なく、そんなに売れることはありません。

ジュースにも賞味期限があるので、これを廃棄するまでになんとか売りたいと思います。

そこで期限が迫ってくると、少し値下げして80円で売ろうとします。

 

逆に夏の避暑地なら、汗だくの状態なら冷たいジュース欲しいですよね。

冷やせば冷やすほど売れるなら、楽しいものですね。

すると在庫がどんどん減っていきます。「これ少しくらい値上げしても売れるよね?」

と考え120円に値上げをします。

 

消費者からすると、寒い時期には80円でも別にいらないなあ、と思う反面、夏場だと120円か?

少し高い気もするけど、暑いしのども乾いた欲しいと思い、120円出しても買おうとなります。

これが需給ですよね。

 

パチンコ屋も需給は意識しており、客が増えれば増えるほど、「みんなが争って台を取りたがるよね、黙っててもお金を落としてくれるのだから、サービスする必要はないよね」

と考えます。

 

パチンコ屋の利益率は釘調整に成り立っています。

さきほどのジュースの例に照らし合わせると

定価100円ジュース    パチンコ釘 1000円で20回転

値下げ 80円ジュース         1000円で25回転

値上げ 120円ジュース         1000円で15回転

 

といった具合に調整をしてきます。

要するに、黙ってても客が集まる状態にある時には釘は開ける可能性は低いということを頭にいれておくのが良いということです。

 

大型連休は特に、普段より多数の客を取り込めるのでほとんどのホールが回収調整になっているといってよいでしょう。

 

なら人の少ない時期は釘を開けるのかというと、開けることが多いです。

現役時代は連休前は、パチンコ店の印象をよくしようと開ける店が多く、連休に突入するとこれでもかというくらいに締める調整が多数みられました。

 

ですが現在のホール状況では、連休前でも開けているといった印象はあまりなく、大型連休でもそれほどがっつり回収しないのではないかと実は思っております。

 

これは近年のパチンコ客離れがすすみ、経営悪化が原因なのでしょう。

事実、今年の正月も昔ほどの活気はなく空き台を探すのに一苦労だった頃とは一転し打ちたい台に意外と簡単に座れるのではといった具合でした。

 

いい見方をすれば、普段の釘調整でそれほどぼったくりではなく、意外とボーダー以上回る台も放置状態にしているのかもしれません。

 

悪い方の見方をすれば、パチンコ客が減ったものの利益を確保したいがために、普段から少ない客からしぼれるだけしぼりとっている悪調整のままといった見方もできます。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

大型連休にパチンコで一勝負したいと思うでしょうが、ひとつ冷静に私の過去体験を振り返り、回るのかどうかしっかり見極め、ダメそうなら引き際を決め無駄にパチンコ店にお布施をしないよう気をつけてもらいたいと思います。

 

私が現役時代の頃は、連休直前まで打ち倒し、釘が締まる連休は世間様と同じように休暇をとりパチンコのことは忘れてリフレッシュをしていました。

 

 

 

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