パチンコのハマリについての考察

勝ち方、立ち回り

パチンコを打っていると切っても切れないのが「ハマリ」ですね。

 

私も初心者時代はハマリには本当にイライラしたり、気分が滅入ったりしたものです。

といってもプロとして稼働していた時も全くイライラしなかったわけではありません。

人間ですので感情というものが作用するのは当然です。

 

今回はパチンコで負けている一般パチンカーとパチプロのハマリについてのとらえ方の違いについて説明してみたいと思います。

 

ハマリは突然来る

 

315分の1の台で2倍なら630回転、3倍なら945回転、4倍なら1260回転・・・

ともなればもはや当たる気がしませんよね。

パチンコは完全確率だと説明しました。

1000回も回したのだから、そろそろ当たるだろうと思うと思います。

しかしながらパチンコは完全確率なのです。

なので、1000回転ハマったとしても次の回転はまた315分の1の抽選を受けなければいけません。

厳しいですがこれが現実です。パチンコの確率というものは甘くはありません。

情けで「かわいそうだからそろそろ当ててやろう」とか店長が遠隔で確率を甘くするなどということはありません。

ハマリというのは無情にも突如訪れます

 

先ほどまで調子よく当たってたので、このまま順調に次もすぐ当たるとか、もうそろそろ止め時だとかいうのはいわゆるオカルトの部類に当てはまります。

そういうことを考えながらパチンコを打つのは楽しいですが、勝つためには全く必要のない要素になりますね。

といいながらも私も一日打ってると退屈なので、ぼちぼち当たるだろう!もう2000回転も当たってなぞ、いい加減当たってくれよ!と思ったりはしますが、そう思ったところでどうにかなるものではありません。

 

一般パチンカーの台選定

一般のパチンカーはパチンコの仕組みは完全確率だとわかって打っている人は少ないと思います。

もしかしたら居てないのかもしれません。

 

パチンコの台選びの基準は釘ではなく、データカウンターを見て、何回回してるだとか、今日は何回当たっているだとか、前日前々日は何回当たっているかといった「データ」を見て選んでいます。

 

なぜそういった選び方をするのかと言えば、パチンコ台には大当たりの波長があり、当たりにも周期があるので、波を読めれば勝てると思っています。

店側としてはありがたいことですよね。

最近は減ったのかもしれませんが、昔からパチンコは釘ではなく波やオカルトで勝つものなんだといったメディアからの一般パチンカーへの「擦りこみ、洗脳」と言えばいいでしょうか。

この風潮が蔓延したため、パチンコ台は波で探しましょう!という考えが根付いたものだと思います。

みんながみんなプロのように、完全確率を理解し、釘読みや、必然で勝つ原理など広まってしまえば、商売として成り立たなくなりますよね

 

一般パチンカーがハマると

波を読んだり、適当に打つ人はその日の勝ち負けが最も重要と思って勝負してきます。

今日は1万円で当てて5万円もって帰るぞと言った感じでしょうか。

はたまた謙虚に今日は1万円運試しで打とうと、負けることを前提に打ちにきてるかのどちらでしょう。

 

パチプロはというとその日の勝ち負けにはそんなにこだわることはありません。

月トータルや、年間トータルで利益が出るように考えて打ちます。

なかにはプロにも関わらず毎日イライラしてる同業の人もいてましたが、早くに引退されました。

 

データカウンターで前の客が多く回した台を好んで打つ一般客がいたとしましょう。

この方のスタイルはこうです。

「この台もう800回も当たってないぞ、1000回転までには当たるだろう、よしこれだ!」

といって釘も見ずに着席しました。

しかし、予想とは裏腹に1000回超えても当たりません。

「おかしいもう1000回も回したのに」とさも自分ひとりで1000回転回したかのように思ってます。

実際回したのは200回ほどなのに。

逆に900回転くらいで当たれば、「どうだこの野郎!俺の台選びは完璧、予想通り!」と歓喜することと思います。

そして、ここまでハマったのだから連チャンするだろうと考えるのではないでしょうか。

 

話を戻し、当たらなかった場合の思考はこうです。

「今日はもう3万円も使ってるからそろそろ当たってくれないと困る」

「あーあの台にしていれば良かった」

「この店遠隔でもしているのではないのか?」

「この諭吉一人負ければ今月お金なくなるー」

「近くにATMあったかな?」

「隣が当たってるから俺の台が当たらないんだ!」

「ん~間違えたかなぁ」

といった具合でしょう。

 

間違ってるでしょうか?だいたいこんな感じです。

常連客や隣に座った方とお話をするとだいたいこのような愚痴をこぼしていた方が多かったです。

私の友人もよくこのようにおっしゃっています。

 

友人とはたまに会うので何度か勝ち方を教えたのですが、完全確率を全く理解しようとおもいませんでした。

このような会話をしたこともあります。

私「その台どれくらい回ってた?」

友人「魚が3回くらい」

と会話が成り立たないのです。

あまり刺激するのもあれかと思い、途中から彼に合わせた会話をするようにしました。

 

プロのハマリ時対処法

プロにも当然ハマリが来ます。

イカサマをしたり、昔の体感機攻略でもない限り、ボーダー理論で打っているプロには当たり前のように日常茶飯事のごとくハマリは訪れます。

毎日開店から閉店前まで打ち、一般パチンカーに比べると回す回数も多いので1000回、1500回のハマリは3日に1度くらいは食らいます。

2000回クラスになるとそうしょっちゅうは食らいませんが、年に1度くらいでしょうか3000回クラスのハマリもあります。

 

私の最高ハマリでいうと、2004年基準の台が出たころに「CRフィーバースターウオーズZF」という台で3日にわたってハマったことがあります。

この頃のスペックは499分の1でそこら中に1000以上ハマってる台がありました。

大当たり確率 1/496.5 高確率時1/49.6

連チャン率  68%

継続 回数   15R9カウント

賞球数    3&5&10&15

出玉数    約1890個

時短全ての大当たり終了後100回

というスペックです。

 

初日、二日と2600程回して当たらず、3日目の朝100回転くらい回してようやく単発当たりをひいたのが最高ハマリです。5300回ハマリくらいでした。

この台はデジタル上部、台の上側にもスタートチャッカーがあり、そこの釘がノーマークかつ店側の扱いが甘い時期がありよく回りました。

ボーダーが18回くらいで、35回~40回くらい回っていました。

三日間はハマりましたが、一か月くらい打つことができ、結局その月はスターウオーズだけで70万ほど稼げました。

 

プロにしょっちゅう訪れるハマリですが、どう対処しているのかというと、結論から言うと別に何もしません。

だひたすら耐えて回すだけです。

 

対処というか、どう乗り越えるのかといった精神論的なものになりますね。

これについてはどういう精神でいると乗り越えやすいのかといったアドバイスをしたいと思います。

 

  • ハマリは誰にも平等に訪れるとまず考えましょう。

よく思うのが、自分は世界で一番ついていないんだ、だから自分だけこんな目にあうんだと思われる方もいられると思いますが、安心してください、誰もがハマりますから。

パチンコの上手い下手とかではありません。

当たらないことを恥じないでください。

 

  • 持ち玉がないとき、現金投資時ですね。

この場合は私も持ち玉が欲しいので、早く当たってくれよーと思い苦痛は伴いますが、現金投資もトータルで見ると収束するので、初当たりまでに使う現金は同じ額になると理解し、ひたすら我慢するほかありません。

サンドにお金を投入するわけですが、「これはお金ではない、お金の絵をした紙きれを投入してるだけ」といった具合で乗り切りましょう。

 

  • 前半戦で当たりまくって、一日打ち切れる玉がある場合

私にとってもっとも楽で理想的な展開です。

ノーストレスですね。

一日打ち切れる玉がある場合、私はですが、何故か「当たり」が面倒になってきて、今日はもう当たらなくていいや、できれば通常回転を稼ぎたい、ぶん回したいと思い、当たりそうなリーチがくると「だるいなあ、ハズレてくれ」とか思ったりします。

逆に大量に持ち玉がある時は当たるのが苦痛になってました。

今思えば贅沢でしたよね。

 

  • 持ち玉が持つか微妙な展開でのハマリ

パチンコ打っていて一番楽しめる展開ですね。

良さそうなリーチになると純粋に当たってくれと思える場面です。

この時に1000、1500とかハマってるときはもう「無」まさに「無」です。

できるだけパチンコのことは考えない、どうせ当たらないしとか、別に当たらなくていいや負けたら負けたで早く帰れるし、とか今日何食べようかとか趣味のこととか考えながら、機械の一部と化して打つようにしてましたね。

 

パチンコはトータルで勝てればいいだけですし、打つうえでイライラしたり落ち込んだりといったマイナスの感情は一銭の得にもなりません、なのでできるだけ気持ちに余裕をもって遊戯した方がトータルでプラスになる打ち手に近づくことができます。

マイナスの感情が出てしまうと、得にはならないどころか損をすることがあります。

せっかく期待値のある台を打っているのに、当たる気がしないから捨てるとか。

こっちがハマってるのに隣が当たって腹が立つから止めるとか。

もうこれ以上お金を入れたくないから良い台を捨てるとか。

長い目で見ると損な方向にもっていきがちになってしまいます。

 

まとめ

長くなりましたがまとめに入りたいと思います。

 

負けてる一般客はハマリは波で回避できると考えたりしがちです。

 

プロはハマリは勝つためには必然だと理解しています。

勝つために、損になるような考えはできるだけ排除し、必然で勝てるような精神状態を維持するよう努めます。

一日打っていて全然当たらないのは面白くありませんが、ハマリは誰にでもあるものだと思い上手に付き合っていきましょう。

 

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